しんなりしたお惣菜天ぷらをカラッと美味しく！温め直す方法とは？

オーブントースターで温め直す！霧吹きを使うとなお良し！？

しんなりしてしまったお惣菜の天ぷらをカラッと温め直す方法として、オーブントースターがオススメです。

オーブントースターにただ入れて温めるだけではなく、一工夫してさらに美味しく仕上げましょう。必要なものは、オーブントースターと水の入った霧吹きです。まず、天ぷらをお皿の上に並べて、天ぷらの両面にまんべんなく霧吹きで水を吹き付けていきます。

次に、オーブントースターにアルミホイルを敷いて、その上に水のかかった天ぷらを並べます。水がかかってやわらかくなっているので、形が崩れないように気をつけてください。

温める時間は天ぷらの大きさや材料によっても少々異なるのですが、3分から5分ほど様子を見ながら温めてみてください。

ところで、なぜ霧吹きで水を吹き付けて温め直すとカラッと仕上がるのでしょうか。しんなりした天ぷらに水を吹き付けたら、さらにしんなりするのでは？と思いますよね。

実は冷めてしんなりした天ぷらは、中身は水分が多く、衣には水分が少ない状態になっています。この状態で温め直すと、中身の水分ばかりが蒸発してしまって衣はしなしなのままです。

そこで、水を吹き付けて中身と衣の水分量を均等にすることで、温め直したときに中身も衣も蒸発しやすくなります。均等に蒸発するので、カラッとした食感が生まれるのです。

フライパンで天ぷらを温め直す際に必要なのは、フライパンとキッチンペーパーです。

油は天ぷらから染み出てくるので、必要ありません。まずはフライパンを熱します。フライパンに並べるときは、天ぷらが重ならないように気をつけて、弱火でじっくり温めていきましょう。

温めているうちに、天ぷらから油がどんどん出てきます。この油をキッチンペーパーで拭き取りながら、表面がカラッとするまで温めましょう。

時間としては、両面を2分ずつ、計4分から5分程度が良いでしょう。なかなか表面がカラッとならない場合は、中火にして焼いてみてくださいね。

キッチンにある魚焼きグリルを使って天ぷらを温めることもできます。

魚焼きグリルは火力が強く焦げないように注意する必要がありますが、直火で表面を焼くことができるため短時間で効率的に加熱することができます。
また、フライパンを使って温める方法も手軽でおすすめです。油を引かないフライパンに天ぷらを並べ、表面がカリカリになるまでひっくり返しながら加熱します。

染み出てきた油をキッチンペーパーで取り除けばカロリーを減らすことができますが、なかなか中まで火が通らないため時間をかけてしっかりと加熱するようにしましょう。