オーブントースターで温めよう
お惣菜の天ぷらは時間が経つと油が回ってしんなりしてしまいます。これを電子レンジで温めるとますますベショっとしてしまうので、オーブントースターを使って温め直しましょう。
天ぷらの下にアルミホイルを敷くと油が落ちてもトースターが汚れません。さらに、ホイルを一度軽く握ってくしゃくしゃにしわをつけておくと、デコボコの部分に余分な油がたまって天ぷらにつくことがないのでカロリーをカットすることができます。
また、霧吹きで天ぷらの両面に水を吹きかけてから温める方法もおすすめです。こうすると加熱によって余分な水分を飛ばすことができ、揚げたてのようなサクサクした食感を復活させることができます。
手軽に使えるオーブントースターですが、温めすぎには注意しましょう。トースターの機種によって加熱するパワーが異なるため、温める時間を適当に計るのではなく、焦げないようにきちんと様子を見ることが大切です。
天ぷらの厚さや大きさによっても熱の通り具合が変わってくるため、バラバラの種類の天ぷらを一度に温めるのはやめましょう。温度調整ができるタイプのトースターを持っている人は、低温でじっくり温めると美味しく仕上げることができます。
水で洗って揚げなおそう
家にオーブントースターが無いという人は、少し手間ですが天ぷらを水で洗って揚げなおす方法もあります。
時間が経つと天ぷらがしんなりしてしまうのは、天ぷらの具から衣に水分が移ってしまったからです。
そこで、天ぷらを水洗いして偏った水分を均等に戻します。これを油で揚げると同じように水分を蒸発させることができるため、揚げたての食感を取り戻すことができるのです。
この時の油の温度は160度くらいの低温でかまいません。また、濡れたままの天ぷらを揚げると油が跳ねて火傷をする危険があるため、水で洗ったあとはキッチンペーパーなどでしっかりとふき取ることが大切です。
魚焼きグリルやフライパンを使う手も
キッチンにある魚焼きグリルを使って天ぷらを温めることもできます。
魚焼きグリルは火力が強く焦げないように注意する必要がありますが、直火で表面を焼くことができるため短時間で効率的に加熱することができます。
また、フライパンを使って温める方法も手軽でおすすめです。油を引かないフライパンに天ぷらを並べ、表面がカリカリになるまでひっくり返しながら加熱します。
染み出てきた油をキッチンペーパーで取り除けばカロリーを減らすことができますが、なかなか中まで火が通らないため時間をかけてしっかりと加熱するようにしましょう。
